2010年まとめ

若干遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
誰が読んでいるのか全くアテがありませんが、今年も自分の読書メモとして緩くやっていこうと思います。

最初に2010年のまとめから読書メータで確認したところ2010年は153冊読んでいたようで、月あたり12〜13冊と言ったところですか。もう少しペースあげて2日に1冊くらいにはしたいところです。

2010年の5作

では2010年に面白かった作品紹介といきましょうか。

羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫)

羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫)

今年No1だったんじゃないかと思う爆発力と刊行速度の作品。経済ゲームのスケールのデカさで圧倒されるけど、最終目標がしっかり決まっていてそれに向かって着実に進んでいるのが好感でした。

  • テルミー きみがやろうとしている事は

テルミー きみがやろうとしている事は (スーパーダッシュ文庫)

テルミー きみがやろうとしている事は (スーパーダッシュ文庫)

事故で死んでしまったクラスメイト達の無念を生き残ったクラスメイトが解決していく物語。死者の感情と残された人間の感情が絡みあっていく話が心に残った作品。続きが読みたいとこれほど思った作品も少ないデス。

  • 藍坂素敵な症候群

藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

タイトルの時点で決まっていた結末に最終巻で綺麗にまとめきった作品。水瀬葉月さんの作品だけあって黒い部分はしっかりあり、それでいてキャラも立っている安定感。なによりもくーがかわいいのがすべてで他に何も言うことはない。

1巻と2巻で菜々子さんの陰険さの印象がガラリとかわるけれども、菜々子さんが作品の主導を握っているのは変わらず。1巻も2巻もどちらも楽しませてくれた作品でした。

ゆるい感じの学園ミステリーでそのゆるさが私のツボにハマった作品。作品の雰囲気がよく、読後感が気に入った。でも、どこがすごかったかと考えると悩んでしまう不思議な作品。

番外
  • 僕は妹サマには逆らえない

僕は妹サマには逆らえない (美少女文庫)

僕は妹サマには逆らえない (美少女文庫)

美少女文庫から。この作品は本当にすごかった。妹の歪んだ純粋な愛情とそれを歪み受け取る兄(男の娘要素あり)。こんな作品がでてくるから美少女文庫も侮れないのですよ。

2010年の読んだ本

読書メーターからの転載。

2010年の読書メーター
読んだ本の数:153冊
読んだページ数:41710ページ

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2010年ふぁぼりまとめ

ただのネタぱくり
http://d.hatena.ne.jp/Number6/20101231/1293783206

年間個人的ベスト

初任給でスパッツ買って、スパッツに顔うずめて一時間潰すやつと12年くらい友達やってんのかと思うと悲しくなる

1月

雪コキなんて単語ができたら、ゆきずりという単語の扱いに困るだろうなぁ

ついったーではどうでもいいような変態発言してるヤツに限ってはてダが凄い専門的なこと書いてあるからムカツク

僕が何か面倒くさいことを云ったらすぐにブチギレて右ストレートを放ってくるような年下の可愛い細っこい彼女が欲しい。

俺「今期なんか見てるー?」 友人「リクナビ

2月

週刊折れない心のつくり方

3月

Twitterはじめた頃は、自分が好きというか「知ってる」レベルの話題でも関わろうとした節があって、進級時のクラス替えみたいな気分だったんだなってことをふと思った。なんとか関われる部分に入って、ぼっちにならないようにする動きというか。話し友だちってホシイデスヨネエエエ・・・

「すごい、まるで中二病の精神を形にしたかのよう…」って言ったら「それ他の人に言ったらケンカになるからね?」って注意された。おかしいそんなはずは。

4月

入居時に、便器のちょっとした汚れが気になっていたが、郵便物のDMの宛先の氏名から前の入居者がどうやら女性だったらしいことを知って、見方が180度変わってきている。

@okiyama Good Ruck

姉の浸かった後の風呂に入るけどなにか質問ある?

5月

とりあえず、人が近くにいるからって「あいすさんだーあいすさんだー」って言いながらリナカフェ付近を練り歩くのはやめましょう。昨日は割と怖かったです

すっかり流行語化した「中二病」という言葉を自らに連呼する人が言葉本来の意味で中二病なわけないじゃないですか。流行り言葉を使う奴は自分を持ってないからクソ、くらいでいい加減。

いちいち調べるの面倒だから、裏に分かりやすく「♂×♀」「♀×♀」「♂×♂」の記号を入れといてよ!

起きたら胸のあたりがもこってなっててついにおれにもおっぱいがと思ったらただぬこが乗ってただけだった

6月

食わず嫌い王みたいに、エロゲのヒロイン五人くらい挙げて誰のどこが好きか述べていき、五人の中に混ざった嫌いなキャラを当てていく「エロゲ食わず嫌い王」を開催した時のメガネ委員長率の選定頻度を測定したい。

「彼女と彼女が彼女と彼女で恋人同士」という百合小説はどうだろう。

7月

TLはよく見てるから頭の中でリプライ返してる

管楽器につきもののマウスピースってあるじゃないですか。まあこりゃ高校生んとき聞いた話なんだけど、あれって女子内の中では練習するときとか普通に貸し借りするらしいじゃないっすか。だから、まあ、なあ、わかるだろ

妹が部屋の明かり点けっぱで寝てたから消しに行ったら、その手元にはおれが本棚の奥にしまったはずの女装少年アンソロジー白組の姿が!

GoogleIMEで「あそこの」と入力すると、Google先生は親切にも「アソコのビラビラ」を省入力として提示してくれる。これ豆な。

8月

今日はパンツの日なんだってな、つまり、今日以外はパンツじゃない日…364日ストライクウィッチーズの日!

自分でOAuthの許可出しながらぶつぶついってる人たちは、今夜はなにされてもいいとか言っときながら朝になってやられただの避妊しなかっただのぐだぐだいってる女みたいだな

9月

みくしぃってマイナーチェンジするたび「前のほうが使いやすかった」って言ってる気がするけど黎明期どんだけ使いやすいSNSだったのよ!

草生やすぐらいなら表現力つけて出直せ? いいねぇ!そういう尖りきった自分本位の考え方!お兄さん気に入っちゃったよ

10月

「ちんこを輪切りにして、尿道から世界を覗いても、見えないものがひとつだけある。現実だ。」って書いてあるメモを見る。こいつは何を見てたのか……

やっぱりその本や物語についてどうしても言いたいこととかあってあのキャラこれこれこうで大好きなんですーとかこういう展開すっげえ好きでいいですよねーとか言わずにはいられない情念みたいのに駆られて、それを書き終わったあとの「記事を保存する」ボタンをクリックするのがすげえ心地いいんです

11月

めっちゃかわいい妹の友達が妹のお兄ちゃんつまりおれのことカッコいいねとか言ってたらしくて勝手にテンション上げてたのに妹が「その子ブサイクな人が好きだから」とかなんか落としてきて初めて殺意がめばえた

12月

「エロい英単語と思ってググったら気球だった。何を言ってるのかわかんねーと思うが俺も自分の英語力に絶望してる」

空色パンデミック Short Stories

空色パンデミック Short Stories (ファミ通文庫)

空色パンデミック Short Stories (ファミ通文庫)

今作で実際のメジャー作に影響をうけた空想病のお話がメインで、空色パンデミックの今までに感じた「空想病が痛い」という雰囲気ではなく、懐かしいが強かったですね。むしろ、痛いと感じるのは巻き込まれていると悲観的な景かなと。周囲は物語を終えようとしているなかで、バカなことしてるな……って俯瞰してるのはどうも好感もてないなと。
短編のなかでいくつか明らかになったキーワードもあり、ただの短編ではなさそうだったのと、今後どう絡んでくるのか興味深いですね

KAGEROU

KAGEROU

KAGEROU

いろんな意味で話題のKAGEROU
Amazonやらの読んでないネガキャン負の遺産ですね

自殺しようとしていた40のおっさんがドナーにスカウトされるわけだけど、何度も死んで当然死んで構わないと言う主人公だったけど、自殺時点で未来が死に、病院で社会的に死に、心臓盗られて一度死を迎え、最後の移植でまた死に。作品はシンプルだったけど、これだけ死を繰り返し、つまり生を感じたのに関わらず、生と死に向い続けたのは印象的だった。
初版には最後のページに誤植シールがあるわけだけど、あれも演出としてはうまい。シールはめくってないけど気になって検索はしたら予想通りで、こういう遊び心を仕掛けられるのは一般的な作品では無理だし、そこは素直に評価したい。

11月まとめ

12がつも中旬に入ったわけですが、今更ながら11月まとめです。
読めてないかなと思ったけど実際は12冊と3日に1冊ペースはキープできていたようで……

読んだ本を見てみるとどれも面白かった作品で、これが一番ってのがみつかりませんね。そのなかでもとりあえげるとした【藍坂素敵な症候群〈3〉】ですね。完結してしまったのは嬉しい悲しいですが、1巻から見えていた結論を綺麗に、まとめられていたいい作品でした。

以下読書メーターまとめ

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作品名に「ない」を含むライトノベル

2010年刊行ライトノベルからメインタイトルに「ない」を含む作品がいったいどれだけでたのか確認してみたくなったのでまとめてみた。
予想していた通り、MF文庫と一迅社文庫が多かった。

作品リストはラノベの社さんから拝借。
対象レーベルは電撃文庫富士見ファンタジア文庫スニーカー文庫MF文庫Jファミ通文庫スーパーダッシュ文庫HJ文庫ガガガ文庫GA文庫一迅社文庫
総作品数933作品。25シリーズ47作品でした。

以下レーベル別シリーズ

電撃文庫

2シリーズ5作品

  • 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
  • 竜と勇者と可愛げのない

富士見ファンタジア文庫

3シリーズ8作品

  • だから僕は、Hができない
  • 神さまのいない日曜日
  • 1×10 藤宮十貴子は懐かない

スニーカー文庫

1シリーズ1作品

  • 子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき

MF文庫

7シリーズ12作品

  • 僕は友達が少ない
  • 機巧少女は傷つかない
  • コトノハ遣いは囁かない
  • 鳳凰堂みりあは働かない
  • ツイてない
  • 変態王子と笑わない猫。
  • お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ

ファミ通

0作品

スーパーダッシュ文庫

1シリーズ1作品

  • 二年四組 交換日記 腐ったリンゴはくさらない

GA文庫

1シリーズ2作品

  • ゆうれいなんか見えない

HJ文庫

2シリーズ5作品

  • 笑わない科学者と神解きの魔法使い
  • 死なない男に恋した少女

ガガガ文庫

2シリーズ5作品

  • 今日もオカリナを吹く予定はない
  • ささみさん@がんばらない

一迅社文庫

6シリーズ8作品

  • 白鷺このはにその気はない
  • 土属性はダテじゃない
  • 桐野くんには彼女がいない?!
  • 宝城瑠璃華は止まらない
  • Re:俺のケータイなんてかわいくない
  • 秋津楓はアたらない


ちなみに「ない」が入っていたけど除外した作品。まぁ……これはいいよね……

なないろリバーシブル (電撃文庫)

なないろリバーシブル (電撃文庫)

10月まとめ

先月は19冊で予定よりも多く読めたかなと。
生徒会の九重、黒のストライカあたりのケロQラノベが多く出たのが嬉しかったですね。
あとは瑞智士記さんの徳間ノベルズを積んでいたのを消化できたね。面白かったし、やっぱり自分は瑞智さんの作品すきだわ

以下読書メーター

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